コロンビア大氷原
Colombia Icefield
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DATA: FujiFIlm S3 Pro , Nikon D70 , AF-S DX Zoom Nikkor ED 12〜24mm F4G(IF),
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17〜55mm F2.8G(IF) , Ai AF Zoom Nikkor ED 80〜200mm
F2.8D
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8/27(土) つづき
ジャスパーに移動(280km)
移動距離が移動距離だけに道路の渋滞を心配した。しかし、それは杞憂だった。といっても、時間に余裕はない。
クロウフット氷河(Crowfoot glacier)、ボウ湖(Bow Lake)、ペイト湖(Peyto Lake)、ミスタヤ渓谷(Mistaya Canyon)で停車することはしなかった。
結果的には、ジャスパーからの帰路は雨だった。この時に観光しておけば良かったが、その分モレイン湖でゆっくりしたので良しとしよう。
不覚にも通過してしまった「すすり泣く壁」
すすり泣く壁(Weeping Wall)を通過した時である。Weeping Wall などという道路標識はなかったと思う。駐車場のない道路にたくさんクルマが停まっている。また、野生動物でもいるのか?と、あろうことか減速するだけで通過してしまった。実は、ここが「すすり泣く壁(Weeping Wall)」だった。実は、ジャスパーからの帰りも知らずに通過してしまった。
コロンビア大氷原
コロンビア大氷原(Colombia Icefield)に到着したのは3時40分頃だった、乗車券を買うと次の次のツアーになる。それまで買い物を楽しむ。友人から、スコッチとグラスを準備して氷河でオン・ザ・ロックを楽しむとよいと言われていたが、あえて持参しなかった。ジャスパーまでの長距離を運転しなくてはならないし、何かのガイドに氷河にては飲酒禁止との文章があった。しかし、実際にはグラスとウィスキーを持参すれば問題なく楽しめそうな雰囲気だった。水割りにするならば、氷河の雪解け水がふんだんに流れている。
雪上車ツアー(ブリュースター)は、受付のある場所から雪上車のある場所まで普通のバスで移動する。そして、基地?から雪上車に乗り換える。双方のバスとも運転手が愛想良くジョークを飛ばして楽しい雰囲気だった。もちろん、英語力のない私たちはジョークの半分でも笑えれば上等である。
雪上車の基地から、最初にとんでもない急勾配を下り降りる。運転手が、「シートベルとをして下さい」とアナウンス。乗客はシートベルトを探すがそんなものはない(笑)。スキーでも気合いを入れてから滑降しないといけないような急勾配である。
雪上車はジャスパーへ急ぎたい私たちには焦れったいくらいゆっくりと進む。ようやく、氷河の上を歩く場所まで到達する。晩夏の氷河の表面はかなり溶けている。溶けかけたかき氷の状態である。初春の人工スキー場のような状態である。
もう少し感動することを期待したが、こんなものであろう。
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