カナディアン・ロッキー旅行記

ペイントポット
Paint Pots


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キャッスルマウンテンの付近を西へ折れる ペイントポットへ向かう93号線 (急勾配の連続)
トレイル入り口の看板 トレイルの入り口

出発してすぐにある吊り橋 ヴァーミリオン川
ワイヤーや手すり以外は木製であり風景にとけ込んでいた 西方の山
赤茶けた小川が出現 南方の山 赤茶けた水がヴァーミリオン川に注ぐ
赤茶けた水の流れにそって登るトレイル 鉄分を含んだ冷泉が流れている
この道でよいのかという不安は絶えずあった ペイントポットの説明版 (何故緑と赤茶なのか・・・)
緑と茶色であるが曇天のためか発色はもう一つ 泉の池から茶色の水があふれ出している
池が3つあって付近は木のない広場だった 意外と大きな泉の池
草が生えていた わざわざ見に来る景色かどうか微妙
自然と池の周囲が高くなっているのだそうだ 温泉ではなく冷泉である
赤茶けた水なら有馬温泉にもある たしかに神秘的であるが・・・
何故か草木が生えていない小さな丘 以下は高山植物
何でもない花であるが日本の市街地でみる栽培品種と違い野生と思われるのが貴重
全般に降雨のせいかしっとりしていた
自分ながら上手に撮れたかも? 花に引っかかった枝をあえて取り除かず撮影
実物より写真の方が色が綺麗? 曇天で白とびがしないので撮影には好都合
熊 Black Bear ? 小熊である
母親に合流して木の実を食べだした レンタカーの運転席より撮影
ヘラジカ Moose の親子? 子どもは二頭
母親は一生懸命あたりを警戒していた 道路の対面だったのが残念

(C)2005 Eisai Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED
DATA: FujiFIlm S3 Pro , Nikon D70 , AF-S DX Zoom Nikkor ED 12〜24mm F4G(IF),
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17〜55mm F2.8G(IF) , Ai AF Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D

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8/29(月) つづき

トイレ休憩すべき場所

 朝、ジャスパーを出発してからレイクルイーズ界隈までの間は、その距離のわりに水洗トイレがある場所が限られてくる。
 コーヒーとトイレ休憩であれば、クロス・ポイントあたりで済ませておけば良かったかも知れない。1号線に沿ってあるマイナーな Biew Point やトレイルの入口にある駐車場は水洗式のトイレではない。男性の私はともかく家内に悪かった。

93号線に熊が出没

 キャッスルマウンテンの付近で1号線を西に折れて、ペイント・ポッドの方向に向かう。クートニー・パークウェイ(93号線)に入ってすぐに親子の熊が2頭いた。しばらく、観察して写真を撮った。

ペイントポット

 ペイント・ポッドまでは1号線から20〜30Kmほどで、レンタカーを飛ばすとさほど時間はかからない。ただし、駐車場から少し歩かなくてはいけない。
 駐車場の案内板に Paint Pods と書いてあるが、実際に歩いてみると Ochre Creek Trail と書いてあり、間違えたトレイルに入ってしまったのかと不安になった。対面から帰ってきた日本人旅行者に訊いたら、この先で良いとのこと。安心して、先に進めた。

 吊り橋を渡り、しばらく歩いていると土が赤くなってきた。トレイルの左側に水が流れているが赤茶けている。ここからゆるやかな上り坂が続く。やがて、3つの水たまり・・・いや小さな池をみつけた。これがペイント・ポッド?。ガイドブックの写真とは違うではないか。ガイドブックには茶色以外に緑色も写っていた。曇りだから緑が見えないのか。写真に撮れば辛うじて緑っぽいものは写るが・・・。赤茶けただけの泉であれば、有馬温泉にもありうるだろう。

 先程、道を訊ねた邦人の言葉が引っかかった。それは、「池のあるところまで行くと良いですよ」とのことだった。ただ、この池というのは・・・何をさしていたのか。わざわざ、そう仰るからには・・・ペイント・ポッドの真打ちをみずに途中の泉で満足して帰るなよということか・・・。ともかく、ここから先にもトレイルがあるが、他の二つのグループもここで引き返した。私たちもここで引き返した。

 帰りには高山植物も観察しながら帰った。ボウ峠ほどではないが、それなりに小さく可憐な花々をみつけた。

ヘラジカ (Moose) に遭遇

 ペイントポットをあとにしてレンタカーで走行しているとヘラジカ (Moose) の親子を93号線の道端に見つけた。残念ながら角をもった雄には出会えなかったが一風変わった顔つきはおもしろかった。5〜6分観察して撮影もしたが。しかし・・・クルマを降りて撮影するわけもいかず、運転席から無理な姿勢での撮影。しかも、道路でヘラジカの下半身が隠れる。こんなときのためにサンルーフ付きのレンタカーを借りると良いかも知れない。

カルガリーへ一直線

 ペイント・ポッドにてカナディアン・ロッキーのすべての観光を終えた。途中、バンフでトイレを兼ねたコーヒー休憩も考えた。しかし、1号線が思いの外スムーズに飛ばせたのでこのまま突っ切ることにした。


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