ロンドン塔、ホース・ガーズ、グリニッジ、ハリーポッターの 9 3/4 ホーム
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ロンドン観光3日目
ロンドン観光3日目 (ロンドン → 夜行列車でエディンバラへ)
ロンドン塔
前回ロンドンに来訪したときは、ロンドン塔に来なかったはずである。すぐ近くのホテルに泊まっていたので、観光することにした。日本語音声ガイドを借りたがそんなに活用しなかった。ホース・ガーズの騎兵交代に間に合わなくなるので、Jewel House は行かなかった。チェコの博物館といい大きなダイヤモンドには縁がない。
ホース・ガーズ(騎兵交代)
ロンドンも三日目。地下鉄の使い方もよくわかっている。難なく一日券を買って、難なくホース・ガーズについた。ロンドン塔の観光に時間を費やし過ぎてガイドブックの騎兵交代の時間を少し過ぎていたが間に合った。騎兵と記念写真も撮れたし、騎兵交代の式典も観られた。
こちらは、ファンファーレや演奏もなく、騎兵が整列して指揮官らしき騎兵が気合いのこもった言葉を張り上げて騎兵が交代する。グリニッジ天文台
騎兵の交代のあと、グリニッジへ向かう。考えられないことであるが、地下鉄を逆方向に乗ってしまい、べーカーストリートまで行ってしまう。地下鉄べーカーストリートはシャーロックホームズ博物館の近くで、駅の壁面にはシャーロックホームズのシルエットらしきデザインが並んでいた。子供は行きたいと言ったが、別段ファンでもないので却下。それよりもグリニッジの観光に向かう。
地下鉄のグリニッジ駅は zone 1&2 の一日券でギリギリ行くことができる。というより Canary Wharf 駅では一度改札の外にでなくては乗り換えられないし、乗り換えたグリニッジ方面行きのホームに券売機も改札もなかったので一日券の方が良い。この Canary Wharf はちょっとした高層ビルがある再開発地域で、その途上にあるようである。地下鉄から地上の上がり、さらに2階のホームに登るのであるが10分ほど迷った。あとは、高架の上を走る地下鉄?に乗る。地下に入るとそれはテムズ川の下。まもなく、カティーサーク駅。グリニッジ駅より、こちらの方が近いようだ。帰りに立ち寄るバブを物色しながら、あるいはグリニッジマーケットをひやかしながら、天文台方面へ。
グリニッジ天文台への道は、だだっ広い芝生の公園の中にある。道は平らではない。すでに緩やかな坂を登ってきたが、最後には少しきつい坂が待っている。すでに、観光で足腰に負担があって筋肉痛をおこしていたのできつかった。坂を登り切ると右側に天文台跡の建物がある。
入ろうとすると、入場券が必要だともぎりの職員。券売所らしきところで入場券を求めると無料で券をくれるシステム。入ってすぐの場所に子午線のラインがある。しかし、ここは観光客でごった返していて、記念撮影の機会がなかなかやってこない。人の写らない子午線の写真など不可能だ。
それにしても、ここを基準に経度が決められている。0°だから地球の基準だなんてとんでもない。地球の中心は球体のコア部分である。東アジアを極東だなんてそんな無礼な言葉はない。日本人が自ら極東とか Far East という言葉を使うのはやめよう。
建物の中は時間や望遠鏡や計測装置の博物館になっていた。さらに進むと、旧天文台のドームがある。しかし、この望遠鏡はレンズの直径からしても現代的にはたいしたものではない。
さて、順路の最終点の土産物屋を出てしまうとそこは館外だ。注意しなくては。戻るには入場券をもういちど求めなくてはならなくなるから注意が必要だ。
グリニッジ天文台からの帰路、カティーサーク号の横にあるパブで遅い昼食にした。遅まきながら、英国のパブのシステムがはじめてわかった。テーブルで待っていても店員は来ない。ドラフトビールのサーバーあたりに行って、店員にビールと食べ物を注文して料金を払う。すると、店員がテーブルまで注文品を持ってきてくれる。たいして特別な料理でもなかったが、たくさん飲んでたくさん食べた。
その後、カティーサーク号の中に入った。ウィスキーの銘柄のせいかあまりにも有名な船である。一通り見学したあと、船でロンドンまでもどった。ちょうどホテルのあるタワーブリッジ近くに船が停泊するので都合良かったし、テムズ川のクルーズもしてみたかった。しかし、船に乗ると酒酔いと疲れとで寝てしまった。気がついたらタワーブリッジ近くであった。
キングクロス駅 9 3/4 ホーム
ホテルに帰って預けていた荷物を受け取った。そして、今晩乗る夜行列車の出発するユーストン駅まで行って荷物を預けた。それから、ロンドン最後の観光箇所、ハリーポッターのキングクロス駅 9 3/4 ホームに向かった。もう、ブームが過ぎ去ったのか、観光シーズンではないのか、10分ほどいたが写真を撮っているのは私達だけだった。
眠くて辛かった寝台車を待つ時間
キングクロス駅から、ユーストン駅にもどって飲み物や食べ物を買い込んだ。そして、待合所で時間をすごすのであるが、これが辛かった。寝台車であるカレドニアン・スリーパー(Caledonian Sleeper)が出発するのは 23:40 。列車に乗れるのは 22:55 と案内されている。夜11時というと、日本時間で朝7時である。現地では日本時間を意識しないようにしたが、やはり眠い。何かをしていればともかく、じっと動かないと睡魔に襲われる。万が一寝過ごして、寝台車に乗り遅れると・・・そう思うとウトウトできなかった。
金曜日の夜だから、混み合っていることも考えて日本から予約していったが、空いていた。こんなんだったら、高い手数料を出して日本で手配する必要はなかった。4人だと3万円以上も高くついたと思う。でも、安心は買えたのだが・・・。夫婦だけならともかく、家族旅行である。
寝台車に乗ったときホッとした。これで明日の朝はエディンバラ。しかし、いくら二等寝台といっても狭すぎる。身長171cmの私ですら足を伸ばして眠るとギリギリだった。ボストンバッグ二つに、服をハンガーに掛けてつるすと必要最低限の空間しか余っていない。でも、疲れていたからすぐに眠れた。
宿泊(寝台車)
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