平成23年8月28日(日)
4回目のユングラウヨッホ
娘や息子が一緒でなければユングラウヨッホには登っていなかったと思う。既に三回来ているからだ。しかし、この界隈まで来てユングラウヨッホに登らないのは娘と息子にとってはたいへん不幸なことである。
ただし、もし今日が雨だったユングラウヨッホには登らず、ラ・ショー・ド・フォンの国際時計博物館、あるいはルツェルンのカペル橋にでも行くことにしていた。
快晴
昨夕の時点で快晴の天気予報が出ていたが、山の天気はわからない。でも、本当に快晴だった。一片の雲もない!。娘と息子は本当にラッキーだ。私は3回目の挑戦である前回で初めて晴れのユングラウに巡り会ったものだ。
慌ただしい朝
朝6:59の列車に乗るのはせわしい。風呂に入って、着替えて、荷物整理をして荷造りして、車にボストンバッグを入れて、誰もいないフロントに鍵を返して、駅まで歩いて行く。駅までは5分くらいか?
朝食
ホテルの朝食は間に合わないので、どこか途中で食べることにしていたが、駅の売店のサンドイッチが400-500円もする。スイスの物価は円高でも高すぎる。貧乏性の私は躊躇して買わなかった。それが間違いだった。結局、ユングラウヨッホに登るまで食べる時間がなかったし、ユングラウヨッホの限られた時間を朝食に充てなくてはならなかったのだ。
山頂に赤い朝日
駅に到着したとき、山頂のみが赤い光に照らされていた。華厳経の世界か。マッターホルンでもこのような光景をみたことがあるが、もう少しまわりが暗くて山頂のみに赤い光があたると綺麗なのだが、そういう光景は季節を選べばみられるのだろうか?
シルバーホルン
スイスアルプスのあまたある山々でも私の大好きな山はシルバーホルンである。この界隈のアイガー、メンヒ、ユングラウよりも印象深い山である。三角形の綺麗な稜線と、手前をスプーンでえぐったような大きくなだらかな窪みが特徴で美しい。そして、その大きな窪みに太陽光が反射してまぶしい。その白く澄んだまぶしさが銀色に見える。だからシルバーホルンというのだろうか? アルプスでは、マッターホルン、モンブラン、その次にシルバーホルンが好きかも知れない。
クライネン・シャイデック Kleine Scheidegg
Lauterbrunnen 06:59 → Kleine Scheidegg 07:39
Kleine Scheidegg 08:00 → Jungfraujoch 08:52
といった旅程である。
21分の乗り換えがあるから朝食を取れると思ったのであるが、駅のホームにはキオスクは見あたらなかった。レストランはあったが、そんなところに入ると21分の乗り換え時間では足りない。そして、見る見るうちにユングラウヨッホへの列車の席が無くなっていく。これはいかんと列車に飛び乗った。
何故か、息子がポテトチップスとチョコレートを持っていた。それを食べて空腹を凌いだ。
ユングラウヨッホ Jungfraujoch
もう4回目になるとあまり記事はない。記事は巻末のリンクを辿って欲しい。
ただし、前回や前回までにしのこしたことはある。それは、ユングラウに近い方の出口から外にでること。それと「氷の宮殿」に行くことである。
もし、次回来ることがあるとしたら、ガイド付きで氷河を歩くか、スキーをするか、山小屋まで歩いて一泊するかしたい。
また、ふもと近くで宿泊するとしたら ヴェンゲン Wengen
かな。でも、もう来ることはないかも知れない。家内との結婚25周年や30周年は新婚旅行の思い出のツェルマットが良いし、他にはシャモニーで連泊というのもしてみたい。双方とも、氷河を歩くガイドツアーやスキーが良いかな?
リンク
4年前のユングラウヨッホ #1(曇天)
4年前のユングラウヨッホ #2(晴天)
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