インド四大仏跡を巡る旅

〜 サルナート 1/2 初転法輪寺 〜


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サルナートにやってきた 初転法輪寺の右脇にあるモニュメント
お釈迦様の初転法輪の様子を再現した像 中国人による造形とか
サンスクリットや英文のほか漢文の『転法輪経』 初転法輪寺正面
正面の入口 壁画は野生司香雪(日本) お釈迦様の誕生
アシダ仙人によるお釈迦様の将来の予言 降魔 (ごうま)
悟りを間近にしてお釈迦様に魔が脅迫・誘惑で邪魔をする
成道のお釈迦様と乳粥を供養したスジャータ
左上にはいぶかしく見ている五比丘
初転法輪寺の本尊(釈迦牟尼仏)

本尊左側にあるダルマパーラ肖像 本尊裏に奉られるダルマパーラの遺骨
ダルマパーラの像 ダルマパーラについての解説文(英文)

(C)2005 Eisai Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED
DATA: Nikon D70 ,  AF-S DX Zoom Nikkor ED 12〜24mm F4G(IF),
AF-S DX Zoom Nikkor ED 18〜70mmF3.5-4.5G(IF) , Ai AF Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D
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【解説】

サルナート

 ガンジス川での沐浴や火葬で有名なヒンズー教の聖地ベナレス(ヴァーラーナシー)の近郊にある。お釈迦様が悟りを得られたあと、初めて説法された鹿野苑(ろくやおん)がこの地である。5人の修行者に説法して弟子としたことにより仏教教団が誕生した地。お釈迦様の四大仏跡の一つ。

ダルマパーラ と 野生司香雪

アナガーリカ・ダルマパーラ Anagarika Dharmapala(1864‐1933)。仏教の復興と普及のために大菩提会(Mahabodhi Society)を設立。
野生司 香雪(のうす こうせつ)(1885-1973)。香川県出身。
詳細は http://homepage1.nifty.com/boddo/ajia/all/2chap17.html (サルナート初轉法輪寺壁画と野生司香雪)とそのリンクに詳しい。



【旅行記】

●2/19(土) つづき

サルナートの初転法輪寺

 この寺院はダルマパーラがハワイの元王室からの寄附で建立されたものだそうだ。寺院そのものに価値を見いだせない観光客も多いと思うが、初転法輪の地にあるアクティブな寺院として価値がある。廃寺の遺跡ではないのだ。

 本堂の建築は見るべきものがない。しかし、内側には日本人の野生司香雪が描いた釈尊一代記の壁画がある。正面の仏像は発掘された仏像を模した釈迦像だと聞いた。

 本堂の右側には菩提樹が植えられ、お釈迦様が五比丘に説法している彩色の像がある。これは現代の中国寺院でよく見られる造形と彩色であるが、日本人の私から見ると奥ゆかしさがない。

 

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