〜 帰路 〜
写真をクリックすると拡大されます
かなり遅れて LUCKNOW 到着 | 線路の豚さん |
先がつかえているのか信号待ち | 乗客が線路に降りている |
今度は駅でない場所に停止 | 朝日を浴びる寝台車 |
やっとデリー到着 | 赤帽さんの登場 |
わかりやすい大きな案内板 | お迎えは豪華なシートのバスだった |
何でもないデリーの通り | 土産物屋さん 少し怪しい雰囲気? |
鶏肉料理屋さん | 映画館? |
紅茶のお土産屋さんは小さい店だった |
(C)2005 Eisai Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED
DATA: Nikon D70 , AF-S DX Zoom Nikkor ED 12〜24mm F4G(IF),
AF-S DX Zoom Nikkor ED 18〜70mmF3.5-4.5G(IF) , Ai AF Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D
←前へ |
●2/22(火)
デリー 12:25 着(Gorakhpur Exp.)
幻となったデリー市内観光(博物館)
デリー 23:15 発 AI314 空路: 関空へ(バンコク経由)
のんびり出来た夜行列車
朝6:10分頃、寝台車の中で目が覚めた。日本時間で9:40である。旅も終盤にさしかかった。そろそろ、帰宅後の時差を意識しなくてはなならいので起床した。ぐっすり眠れたので、バスの中で昼寝も出来たし6時間ほどの睡眠時間でも十分だった。
のんびししすぎの夜行列車
7時45分頃、ラックナウ(LUCKNOW)についた。あと5時間でデリー到着の予定なのに・・・地図を見るとゴラクプールからデリーまでの半分も来ていない。定刻にデリーに着けるのか? そうこうしているうちに1時間遅れとのニュースが噂を耳にする、まもなく3時間遅れだという。インド人が3時間遅れということは4時間遅れを覚悟しなくてはならない。実際デリーに到着したのは夕刻の5時20分である。
どこかで大規模な停電があって遅れたとのことであるが、デリーの観光ができなくなってしまった。観光を優先したらデリーまでの復路も飛行機を利用するべきだったかも知れない。
考え方をかえると、インドの広大な大地に広がる田園風景を満喫しながらのんびりできた。日本ではこの「のんびり」ができない。旅の疲れを癒すとともに、慌ただしい行程でのんびりできなかったぶんリフレッシュできたと思う。
途中、何度も列車がとまった。前がつかえているようだ。停車するはずのない駅にも停車したのだろう。駅のホームだけでなく、近所の売店からも売り子がダッシュですっ飛んできた。ある駅で水を買った。10 Rupees が 20 Rupees に聞こえて 20 Rupees を出すと、10 Rupees が帰ってきた。真面目だ。イタリアがリラだった時代に一桁間違って出してそのまま受け取ろうとしたイタリア人を思い出しホッとした。
デリー到着
デリーに着いてからは慌ただしかった。フットレスト付の高級なバスが迎えに来ていた。しっかりした昼食が食べられなかった分、弁当が配布された。そして、観光の時間がないにも関わらず路地の地下にある怪しげな?土産物ショップに連れていかれた。といってもこれは価値観の問題で、女性陣はむしろ買い物を楽しんでいた。それで良いと思う。
もちろん、個人旅行だったら買い物をやめて、ライトアップされたインド門などフライトに間に合う範囲で観光をしただろう。
夕食のホテルでシャワーを浴びることができた。汗かきの私は体中に潮を吹いていたので生き返った気分になった。旅行社の配慮で男性1室、女性2室を割り当てられ、そこでシャワーと荷物整理ができた。といっても慌ただしい。夕食に5分遅れていったが、とがめられる筋合いのものではない。
夕食時間も30分だった。夕食開始後25分でボーイにテーブルを片付けられたが、定刻に食事を終わらせる必要性から致し方ないと思う反面、気忙しかった。
空港へ
空港に向かう道中、ライトアップされたインド門を車窓から一瞬見た。速写性能に優れた Nikon D70 をもってしても撮影は間に合わなかった。残念。
デリーの街は他の地域と違っていた。まず、道路に信号がある。バイクはヘルメットをしている。Round About(ロータリー)がイギリス本土のように多いことは、昨春のイギリス旅行でレンタカーを運転したことを思い出して懐かしかった。
道中、予約しておいた紅茶を受け取りに行った。なんと、小さく粗末な店である。マサラティーの紅茶100gを10箱(1箱おまけされた)、普通の紅茶をマサラティーにする香辛料のせっと2つ、蓮華のアロマ(香料)はすべて自分のための土産。あと、人へのお土産ようの木箱入り紅茶を買った。
●2/23(水) 関空 12:35 着
残念だったエア・インディア
エア・インディアのAI314便で帰国したが、残念なことがある。
まず、ブランケットが事前に配られていなかったことである。とくに、香港を飛び立ってすぐは寒くてブランケットを求めるコールが相次ぎ、室温を上げる対処がなされたようだ。デリーでブランケットを積み忘れたのだろうか。
それから、スクリーンがなかった。国際線でTVモニターもスクリーンもない飛行機は中国東方航空の以来である。中国沿岸部のフライトだったら時間も短く退屈もしないが、インド便としては不適切である。機材のやりくりがつかなかったのだろうか。
また、トイレの数が少ない。主翼付近のトイレは左右にひとつづつしかなかった。これはインドからの帰国便としては不適切である。恐らく数人に一人は下痢をしているからである。今回の私は大丈夫だったが、前回は下痢だった。顔色の悪い方が、何時トイレが開くかと待っている姿を見ると気の毒だった。そしてトイレに入るとしばらく出てこられない。トイレはフル回転だった。
そして、国際線の食事はメニューが用意され、飲み物が配られ、それから食事が運ばれるのが普通である。ところが、メニューもなければ飲み物も配られず、いきなり食事が運ばれたうえ、ビールが配られたのは食事が終わる時間であった。
エア・インディアの名誉のためにいうが、往路のAI315はちゃんとした飲食のサービスがあった。
往路復路両方の最大のクレームとしたら、前席の下のポケットの容量が極めて少ないことである。地球の歩き方一冊を入れるのも大変なくらいである。
←前へ |