1位 Pilsner Urquell の Brewery Tour
で飲める、樽から直接注いでもらうビール
ほんのり甘く、香りも苦みも上品でまろやか。いやみが全くない。温度も適度に冷えていて、炭酸も強過ぎず泡まで上品。この泡はフィルターを通して、発散してしまった炭酸を後で補った普通のビールでは味わえないもの。恐らく酵母菌も生きている。ベルギー旅行で味わって感動したビールに通じるものがある。
これを飲んだだけでも、わざわざプルゼニュ(Pilzen)まで来た甲斐があったというものだ。
チェコのピルスナーが名をはせた理由、そして Pilsner Urquell
が大きなビールメーカーに成長した理由がわかった気がする。
チェコに行ったら、プラハから日帰りでも良いからこの12:30からのツアーに参加するべきだろう。(他の時間を予約することもできる)
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2位 Eggenberg のダークビール
チェスキー・クルムロフ(Cesky Krumlov)の地ビール。ビールは二種類あるが断然ダークビールが美味しい。実際、宿泊したホテルではダークの生しか置いていなかった。おかしなことに、直営店より宿泊ホテルの方が美味しかった。オフシーズンで閑古鳥の直営店は開封後日数の経ったタンクから注いだのかも知れない。プラハの空港で買おうと思ったが、売っていなかった。現地で買っておくべきだった。(写真はもちろんダークではない)
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3位 U Fleku のダークビール
プラハの代表的な地ビール。自家醸造されたビールは全てこの店で消費される。ダークビールであるがコクや香りが強すぎることはなく、いくらでもグイグイ飲ってしまうビール。どんな料理にも合いそうだが、肝心の
U Fleku の料理が今ひとつ。
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4位 Budweiser Budvar
あまり印象に残る味ではなかったが、苦みや酸味そして香り・・・全てのバランスが良すぎるのかもしれない。切れもよく飲みやすかく、後味もよい。アメリカのバドワイザーとの商標権の問題を読むと、二度とアメリカのバドワイザーは飲まないぞという気分になった。
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5位 STAROPRAMEN
今回は生を飲むことができなかったのであるが、Pilsner Urquell
の生より STAROPRAMEN
の缶ビールの方が美味しかった気がする。このビールもプラハ・ルズィニェ国際空港の免税店では買えなかった。
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等外 Pilsner Urquell
2年前、時間が限られた Expo 2000
ドイツ万博での自由時間。私はチェコ館とベルギー館のみに行った。もちろん、ビールが目的である。その時に飲んだ
Pilsner Urquell
は確かに美味しかったように感じたが、今回は感動しなかった。他のチェコビールとの相対的なものか。その感想は、Pilsner Urquell
の工場直営店でも同じである。全体のバランスからいうと苦みが勝っている感じで、好きなタイプではない。ドイツ万博の時に美味しく感じたのは、夏で苦みが快かったかもしれない。また、魚料理にも合っていたかな?
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論外 Popvihe Cerne
ダークビールが好きな私であるが、これだけはいただけない。ピルゼンとプラハ・ルズィニェ国際空港と2ヶ所で生を飲ったがダメだった。黒砂糖を薄めたような味で・・・どうしてこんなビールがチェコで支持されるのか不思議だ。
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