燕子磯(えんしき)
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燕子磯入り口から階段を登ってすぐの門 |
長江だぁ! |
頂上の建物 | 長江は雄大 |
自殺者が多いのか? | 岩と長江の対比が絶景 |
燕子磯 | 岩肌のあちらこちらに漢詩 |
なかなかの雰囲気 | 一度中国の大河を観たかった |
かわった瓦 | 黄色い彼岸花(曼珠沙華) |
長江(揚子江)のほとりの絶景
中国の大河を一度間近に観てみたかった。それも長江(揚子江)か黄河の・・・。
この燕子磯は南京からかなりの距離がある。最初は長江大橋から眺めようとも考えたが、情緒はこちらのほうが格別ではないかと思ってタクシーでやってきた。
思ったほど川幅は広くなかった。といっても日本の河川とは比にならないし、ケルンやデュッセルドルフあたりのライン川よりも広いと思う。日本の河川のように河原が広くて普段の水が流れているのは中心部だけということもない。川幅一杯に黄土色の水が浪々と流れている。実に雄大である。しばらく、その流れを眺めているだけでも退屈しない。
タクシーの来ない燕子磯
長江の絶景を楽しめる燕子磯は、南京市の郊外である。タクシーは待っていないし、待っていても通りにもタクシーが通りそうな気配がない。自転車による人力車の初老のおじさんが客引きをするが、距離からして南京市街に帰るには無理がある。
燕子磯職員の親切
そこで、タクシーを燕子磯の職員にお願いしたら、自分で電話をかけろという。しかし、中国語が話せないというと、なんと職員が自分の携帯電話からタクシーを呼んでくれた。 電話代が気の毒だから、5元ほど渡そうとすると要らないという。そればかりか、タクシーが来るまでここに座りなさいと、影のイスに座らせてくれた。応対もニコニコしてくれていた・・・。タクシーが来てから、携帯電話でタクシーを呼んでくれた職員に日本製ボールペンをプレゼントした。5元よりこちらの方が高いのだが・・・。(笑)
ともかく、お礼を言って、タクシーに乗った。手を振ったら、また笑顔で手を振ってくれた。
重慶のサッカー試合後・・・それも南京
中国でのサッカー・アジアカップ 2004 、重慶での試合における日本に対するブーイングと乱闘事件の記憶がまだ新しい時期の南京旅行である。中国の他の都市とは意味が違う。そんな中で、日本人観光客に親切にして戴いていることは、ホッとすることであった。
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