南京旅行

中国入国


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東シナ海上空

中国本土(長江河口付近?)に
近づくと水が黄色くなってくる

中国東方航空機内

大型TVもない極めてシンプルな機内
中国の国内と変わらない
南京近郊の上空

フランクフルト空港(ドイツ)着陸時の景色を彷彿とさせる
これだけの豊かな田園が広がっているのが羨ましい
南京国際空港

立派な空港だった
南京市内までリムジン?で45分
立派なハイウェイが整備されていた

3度目の中国

 中国は3度目である。しかし、過去の2回は団体旅行だった。初めての中国個人旅行である。
 正直言って中国旅行の団体旅行はもううんざりだった。そのことは番外編で詳しく述べるとする。

出国

 13:00 関空発の中国東方航空の MU5036 便で南京に向かった。出発が午後1時であり、関空までリムジンバスで65分の我々としてはゆったりとした出発であった。しかも、この時間になると関空の出国手続きも空いていた。

南京までのフライト

 関空からの直行便で、飛行時間は3時間である。国内旅行に毛が生えたようなものである。中国東方航空の機内は写真にあるとおり、大型TVも座席TVもないシンプルなものであった。国際路線なのに、地方のローカル路線に乗っている気分。

 東シナ海の横断も瞬く間であった。驚いたことに、中国本土に近づいた時に海が黄色くなってきた。というより、海が黄色くなってきたから中国本土が近づいたことを予測した。やがて、山のない大きな島が見えてきた長江(揚子江)下流の崇明島だろうか。

 やがて、中国本土上空に達し、南京への着陸態勢に入る。のどかで広大な田園風景が広がる。何か懐かしい風景である。ドイツのフランクフルト空港に着陸するときの景色に似ている。赤い屋根で覆われてはいないが、日本にこのような風景が残っていないのは残念でならない。

入国

 ビザが不要ということを、ニュースで聴いていたし、中国大使館のホームページでも確認したが、不安だった。旅行社を通じないで、インターネットで航空券とホテルを手配したためにおこった不安である。バーチャルでのやりとりの限界か。ともかく、ビザなしのパスポートだけで入国できてホッとした。
 機内で入国に必要な小さな書類を渡されるが、「地球の歩き方」の書式例に従って適当に書いたが問題なく入国審査をパスした。

迎えのリムジンが・・・

 15:00 南京空港に到着して、入国審査もスムーズだった。出口にはシャングリラ・ホテルのリムジンの担当者が待っているはずである。ところが、居ない!。空港にシャングリラ・ホテル出張所の窓口をみつけたが、ここにも担当者は居ない。となりのホテル出張所の事務員が、タクシーで行くしかないと親切に応対してくれた。ともかく、もう少し待つことにした。

 その間に、家内を1階に残して、帰国便のリコンファーム(予約確認)をしようと出発便ロビーのある2階へ行った。両替をする銀行もそこにあった。

両替

 何で到着する1階に銀行がないのか不思議だったが、まあ良しとしよう。銀行では3万円を両替した。中国で3万円というと一般的労働者の月給を超えているかも知れない。最終的には4万5千円の両替をすることになる。出費のほとんどは食費である。ホテルの会計以外はカードを使えなかったので現金が意外と必要だった。もちろん、思いっきりグルメをしなければこんなにお金は必要なかった。

リコンファーム

 中国東方航空は reconfirm が必要である。電話でするのは面倒なので、飛行場のカウンターですませようと思った。空港のインフォメーションで Where can I  reconfirm my flight ? と航空券を見せると、中国東方航空の窓口を教えてくれた。そしてその窓口へ行くと、 reconfirm の意味を理解してくれない。「予約確認」と漢字で書いても意味がわからないみたい。あとでわかったのであるが、ここは国内線の窓口だったのだ。英語に堪能な職員も、国際線の予約確認の知識もない職員しかいなかったようだ。せめて国際線の窓口を教えてくれたらよかったのであるが、ここは日本ではないからそんな親切を求めるのは無理がある。ここではリコンファームはできなかった。

リムジン

 一階に降りるとリムジンの運転手が来ていた。一流ホテルのリムジン運転手がフライト到着に遅刻するなんて・・・。
 ともかく、我々夫婦の荷物を運んでくれてリムジンに案内された。リムジンというからどんな車だろうと思ったら小型のアウディだった。排気量は恐らく2000ccあるかないかだろう。このリムジンは片道 280元もしてタクシーの倍ほどするが、初めての土地に到着直後の不安を考えると安心である。そして、タクシーに比べてすこぶる清潔である。

ホテル

 シャングリラを日本から予約してあった。最初はインターネットでの予約をしようとしたがエラーが出て予約できなかった。先方の問題というより自宅インターネットサーバーのファイヤーウォールかIPマスカレードによって、エラーが出たのかも知れない。ともかく、日本の事務所に電話をして予約をしていた。部屋はプレミア・スイート。普通のスイートルームより2ランク上の部屋である。実際部屋はマンションの一室みたいに広かった。それでいて、朝食付きの料金は一泊2万円であった。一人あたり1万円でこの待遇は有り難い。

ホテルでリコンファーム

 フロントで国際線のリコンファームをしたいと言うと、ホテル内の旅行エージェントを教えてくれた。ここで、1人10元でリコンファームしてくれた。やれやれ。

初日はゆったりホテル滞在

 観光も考えたが、超多忙な毎日から解放されてゆったりするのも旅の目的なのでこの日は、ホテルで豪華な中華料理を満喫するだけにした。豪華といっても一人3000円くらいで、飲んで食べられた。そして、ここで食べた中華料理は中国で初めて美味しい!と感じた料理であった。中国本土の美食は個人旅行に限るのか?


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