南京博物院
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南京博物院
この博物館は見応えがあった。さすが中国の四大古都のひとつであるだけある。1933年開館の歴史有る博物館であり、ここを訪れることができただけでも南京に来る価値があったと思う。
南京が都となったのは後漢が滅んだあと魏晋南北朝時代からであろう。しかし、それよりもっともっと古い西周(紀元前771年以前)や紀元前数千年の出土品が陳列されている。玉を加工した工芸品、ミイラを玉で覆ったもの・・・。元、明、清の優れた工芸品や壺など素晴らしかった。私のような素人がみてもである。
仏教関係の展示はそれほどではなかった。もちろん、この地で活躍された天台智者大師関係の展示は皆無だった。
昼食
博物院の横にもレストランはあるが、折角の休暇であるから美味しいものを食べたかった。博物院の後ろにそびえるヒルトンホテルで食べることにした。最初、このホテルの威容に宿泊ホテルを間違えたかと思った。観光にも便利そうだし、外観も奇麗。ところが、ホテル内を散策してシャングリラを選んだのは、私としては正解だったと胸をなで下ろした。
いろいろレストランをみたが、やはり御当地の中華料理を食べることにした。そこそこ美味しかったが、やはりシャングリラの中華料理の方が美味しい。ホテルのレストランに入ったのは、英語メニューがあるからである。南京は観光地でもあるが、他の観光地ほどではなく英語や日本語には対応していない。通訳を連れていない日本人が入るには、片言の英語程度話せるスタッフがいるそこそこのお店に入らないと苦労する。また、店員にも苦労させる。
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