これが大阪市谷町の寺町にある法妙寺跡地にある近松門左衛門墓碑である。広済寺の墓碑とともに国定史跡に指定されている。
広済寺の墓碑と似ている点として次のことがあげられる
・緑色系の自然石を使っている ・夫婦の戒名が並べて彫ってある ・命日は近松門左衛門のみ裏面に彫ってある ・妻の命日は彫られていない ・命日の日も、戒名の日号も、日が月に見える書体
広済寺の墓碑との相違点として
・近松の命日が21日(広済寺は22日) ・墓碑の台座は最近の花崗岩である ・広済寺のものよりひとまわり大きい ・墓碑本体にヒビか筋模様がはいっている ・角のない丸みを帯びた薄い広済寺墓碑に対して こちらは角張った厚みのある自然石 ・深緑色の広済寺墓碑に対して、こちらは灰色に近い (束子で磨けばあるいは・・・)
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