チェスキー・クルムロフへの道
ホテル
ホテル・ルージェ Hotel Ruze を日本からインターネットで予約していた。予約なしで大丈夫か?とメールで訊いたら、スイートデラックス(Suite de Luxe)は一部屋しかないから予約したほうが良いとのことだった。この部屋だが、豪華で広くて雰囲気満点。そして、エキストラベッドを二つ追加できるので家族4人で泊まれる。そして、値段もリーズナブルである。
スタッフは中世のコスチュームを着ていて、レストランもなかなか美味しい。フロントの女性も英語がよく通じる。一生のうちでも最も思い出深いホテルとなったと思う。
ホテルの全景
イエズス会の修道院を改造したものこのスイート・デラックス・ルームに家族4人で泊まった
これでも一泊2万5千円ほど窓とカーテンにも雰囲気が
お城と反対側だが景色も Good !トイレにまで肘掛け
流すのはどうしたらよいのか少し悩んだ(笑)第4日目。今日は終日チェスキー・クルムロフ Cesky Krumlov である。ホテルは連泊でもう一泊ある。
例によって、時差ボケで朝早く起きる。他のヨーロッパ諸国と違い、チェコではマンガ番組が少ないので子供たちは退屈そうだ。あえなく国際線飛行機にしか許可しなかったゲームを許可する。
オフシーズンのチェスキー・クルムロフ
朝食は7時から・・・今日ばかりは狭い街に一日ついやせるのでのんびりいこうと思う。
オフシーズンの冬季は城の建物の屋内に入れない。ショップも早朝は開いていない。そこで、早朝をチェスキー・クルムロフ城内の散策についやした。
城の屋内に入れなかったが、それはそれで十分楽しむことができた。ベルギーのブルージュなどとともに、思い出深い欧州の中世の雰囲気を感じ入ることができた。
いよいよ登城 | 城門から坂の下を臨む | このようなところを何度もくぐる |
西ヨーロッパでなくてもこのような遊び心は健在 | 城の橋へ | 葉のない並木も趣がある |
城の橋付近から | 庭園入口への道中にて | 壁が白くきれいに塗られていた |
曇天に思わぬ日差しがかかった白壁 CCDチェックを兼ねて |
城の庭園(冬季閉鎖中) 入口の鉄格子の隙間から |
日時計 壁の模様は描いてある 他の場所にもよくある |
冬眠しない熊
ガイドブックに城の堀には熊が居ると書いてあったが、本当にいた。しかも、この寒さにもかかわらず冬眠していない。全然寒くないであろうと思うくらい太っていたが。
悪ガキ注意
残念だったのは、10歳くらいの短髪の悪ガキがユーロを見せてくれてと寄ってきて、欲しい欲しいと言い寄ってきたことである。別に1ユーロや2ユーロのコインをあげたとして彼がそのことに無縁な田舎の少年であればいくらでも差し上げる。しかし、どうも彼は人の良さそうな観光客からユーロをもらって小遣い稼ぎをしているようである。
レスタウラーセ・エッゲンベルク
昼食はエッゲンベルク Eggenberg 直営店に行った。チェコ旅行の目的のひとつはチェコビールであるから、当然醸造所隣にある直営レストランには足を運んだ。それなりの期待をもって。
昨夜のホテルでのディナーで飲んで美味しかったのでこのビールは期待した。ところが、ホテルで飲んだのより美味しくない。オフシーズンである。恐らく、開封してから日数の経ったタンクからサーブしているのだろう。それだけでなく、料理も美味しくはなかった。
雪のチェスキー・クルムロフ
Eggenberg で昼食をした頃から雪が降り始め瞬く間に積もりだした。思えば、2月中旬のチェコ旅行雪は覚悟していた。また、雪景色の中世のたたずまいを観光することがオフシーズンに旅行する者の魅力(負け惜しみ)である。この積雪のおかげで、雪のないチェスキー・クルムロフと積雪のチェスキー・クルムロフの双方を楽しませてもらった。
チェスキー・クルムロフの夜景
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