チェスキー・クルムロフ (第3〜4日)


チェスキー・クルムロフへの道

検札 若いお姉さんだった 車窓風景 ゆっくり走るローカル線
のどかな風景にディーゼンエンジンの音と振動が響く
チェスキー・クルムロフ駅に着いた
ホームというより地面に降りる
チェスキー・クルムロフは終着駅ではなかった
ぼやぼやしていると坊やにバイバイされるところだった

駅からのタクシー車内より
歩いても15〜20分だがボストンバッグを持って歩けない

ホテル

ホテル・ルージェ Hotel Ruze を日本からインターネットで予約していた。予約なしで大丈夫か?とメールで訊いたら、スイートデラックス(Suite de Luxe)は一部屋しかないから予約したほうが良いとのことだった。この部屋だが、豪華で広くて雰囲気満点。そして、エキストラベッドを二つ追加できるので家族4人で泊まれる。そして、値段もリーズナブルである。
スタッフは中世のコスチュームを着ていて、レストランもなかなか美味しい。フロントの女性も英語がよく通じる。一生のうちでも最も思い出深いホテルとなったと思う。

ホテルの全景
イエズス会の修道院を改造したもの
このスイート・デラックス・ルームに家族4人で泊まった
これでも一泊2万5千円ほど
窓とカーテンにも雰囲気が
お城と反対側だが景色も Good !
トイレにまで肘掛け
流すのはどうしたらよいのか少し悩んだ(笑)

第4日目。今日は終日チェスキー・クルムロフ Cesky Krumlov である。ホテルは連泊でもう一泊ある。

例によって、時差ボケで朝早く起きる。他のヨーロッパ諸国と違い、チェコではマンガ番組が少ないので子供たちは退屈そうだ。あえなく国際線飛行機にしか許可しなかったゲームを許可する。

オフシーズンのチェスキー・クルムロフ

ホテルの部屋より(城と反対側) ホテルの駐車場より スヴォルノスティ広場近くにて
土産物屋も魅力的で城まで到達しない
とくに女性を連れていると
各店それぞれ魅力的な個性があって見飽きない
日本の観光地の土産店と違うところ
ただし土産を買ってもトイレをかしてくれない
たとえばある店の中 広くない売り場面積なのに趣向を凝らしたディスブレイ 見ているだけでもきれいし凝っている
何でもない風景も絵になる 増水中のヴァルタヴァ川(モルダウ川)
河川敷に駐車して大丈夫なのだろうか
この川はプラハに流れていく
それにしても、日本だと土嚢くらい積んでいるだろうに

朝食は7時から・・・今日ばかりは狭い街に一日ついやせるのでのんびりいこうと思う。
オフシーズンの冬季は城の建物の屋内に入れない。ショップも早朝は開いていない。そこで、早朝をチェスキー・クルムロフ城内の散策についやした。
城の屋内に入れなかったが、それはそれで十分楽しむことができた。ベルギーのブルージュなどとともに、思い出深い欧州の中世の雰囲気を感じ入ることができた。

いよいよ登城 城門から坂の下を臨む このようなところを何度もくぐる

西ヨーロッパでなくてもこのような遊び心は健在 城の橋へ 葉のない並木も趣がある
城の橋付近から 庭園入口への道中にて 壁が白くきれいに塗られていた
曇天に思わぬ日差しがかかった白壁
CCDチェックを兼ねて
城の庭園(冬季閉鎖中)
入口の鉄格子の隙間から
日時計
壁の模様は描いてある 他の場所にもよくある

冬眠しない熊

ガイドブックに城の堀には熊が居ると書いてあったが、本当にいた。しかも、この寒さにもかかわらず冬眠していない。全然寒くないであろうと思うくらい太っていたが。

城のお堀にいる熊 1頭しか確認できなかった 2月なのに冬眠してないのだろうか

悪ガキ注意

残念だったのは、10歳くらいの短髪の悪ガキがユーロを見せてくれてと寄ってきて、欲しい欲しいと言い寄ってきたことである。別に1ユーロや2ユーロのコインをあげたとして彼がそのことに無縁な田舎の少年であればいくらでも差し上げる。しかし、どうも彼は人の良さそうな観光客からユーロをもらって小遣い稼ぎをしているようである。

レスタウラーセ・エッゲンベルク

昼食はエッゲンベルク Eggenberg 直営店に行った。チェコ旅行の目的のひとつはチェコビールであるから、当然醸造所隣にある直営レストランには足を運んだ。それなりの期待をもって。

地ビールのエッゲンベルク Eggenberg 直営店
昼食に訪れる人も少なくオフシーズンは閑古鳥
これよりもダークビールの方が美味しかった
どちらにしても直営店の新鮮さがなかった

昨夜のホテルでのディナーで飲んで美味しかったのでこのビールは期待した。ところが、ホテルで飲んだのより美味しくない。オフシーズンである。恐らく、開封してから日数の経ったタンクからサーブしているのだろう。それだけでなく、料理も美味しくはなかった。

雪のチェスキー・クルムロフ

ブディヨヴィッツェ門近くにて 北側の門 雪・・・寒さとビールでトイレが近くなる
城を北方から臨む(裏側?) ヴァルダバ川にかかる橋より城の橋

Eggenberg で昼食をした頃から雪が降り始め瞬く間に積もりだした。思えば、2月中旬のチェコ旅行雪は覚悟していた。また、雪景色の中世のたたずまいを観光することがオフシーズンに旅行する者の魅力(負け惜しみ)である。この積雪のおかげで、雪のないチェスキー・クルムロフと積雪のチェスキー・クルムロフの双方を楽しませてもらった。

チェスキー・クルムロフの夜景

ホテル Ruze の駐車場越しに 夜中の景色
早朝もライトアップしてあった
バスターミナル近くの丘より
早朝6時過ぎ
街からバスターミナルへ向かう道にて

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