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日蓮宗の仏事

数珠

 

◆元来念誦の数を記する道具である

◆繰る時は意を散乱せしめず、用いるときは一切の罪障を滅除し、甚深の功徳があると言われている。

◆普通の数珠は、普段は二環にして左手首にかけ、合掌叉手の時は左手の人差し指の上に掛ける。

(日蓮宗宗定法要式P192)

 

● 数珠の珠の数

 『文殊儀軌経』には、数珠の珠の数について、次のようにある

最勝   1008 
◎上品  108 
中品  54   上品の1/2
下品 

27 

 上品の1/4 

 日蓮宗では、下図左のような上品の108個の珠による長連の数珠を用いる。
 下図右のような、64個や27個の短い数珠は用いない。

日蓮宗の檀信徒はこちらを使って下さい   日蓮宗ではダメです × 

● 数珠の房と「ぼんぼり」

 数珠の房や「ぼんぼり」は上図左のごとく、左側に3つ、右側に2つある。
 左右は平仮名にすると「ひだり」「みぎ」で3文字と2文字である。平素は二重の輪を作って左手に数珠をもつが、両手で綾にするときは3文字(ひ・だ・り)の左を左手、2文字(み・ぎ)の右を右手にして綾にすればよい。

 また、右図のごとく房仕立ての数珠は、日蓮宗においては僧侶専用であり、僧侶でない者は持つべきでない。上図左のような「ぼんぼり」のものを用いるのが良い。

日蓮宗では、このような房仕立ては僧侶しか使いません

● 数珠の珠の形

 日蓮宗の数珠の珠は、そろばんの珠のように扁平した形は用いない。球形に近いものが望ましい。

 

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