墓碑への納骨には2つの方法があります。
・骨壺のまま納骨
たいてい桐箱の中に白い骨壺が入っています。その骨壺をそのまま納骨する方法です。骨壺そのものに、サインペンなどで故人の名前か戒名を書いておくと後に、判別する必要ができたときによいかも知れません。ただ、この骨壺がいくつも入る墓碑は希です、2〜3人を納骨すると普通の墓地では一杯になるのではないでしょうか。結局は前の遺骨をサラシに包むなどして骨壺から出さなくてはならなくなります。また、関東や韓国では非常に大きな骨壺がありますが、そのような骨壺は墓碑の穴に入れることが出来ないことがあります。納骨前に入るかどうか調査が必要です。
・骨壺から出しての納骨
この頃はこちらが主流です。遺骨は土にかえすものという考え方もあります。遺骨を墓碑の中にぶちまけるのも気になりますので、墓前にてサラシ(白木綿)に包んで納骨します。サラシに故人の名前を書いておくと後々判別できて便利でしょう。サラシの袋を予め準備するときは、袋の口を骨壺の口よりも大きく作っておくと、遺骨をこぼさずにすみます。