はみだし情報
● 自動車の排気ガスの臭いはマシに
5年前に中国を旅行した時は、排気ガスの酷さに辟易とした。ところが、今般はそんなに気にならなかった。何らかの対策がなされたのだろうか。
● 中国のホテルでインターネット
念のためにイギリス用のモジュラーアダプターを買って持参したが必要なかった。日本と同じモジュラージャックで、ホテルによっては電話機の横にパソコン用のモジュラージャックまでついている。
ただし、チェッカーで調べたところ日本とは極性が逆で、モジュラーチェッカーで処置をしなければ繋がりにくかった。
日本のプロバイダとのローミングであるが、ニフティーから
GRIC
を通してのローミングが便利だった。西安、烏魯木斉、上海からだったら市内通話でしかも三桁の局番を打つだけである。
● 意外な必須品・便利品
・メモ用紙とペン
とにかく英語や日本語ができない中国人と会話するときは筆談が便利。ウイグル語だけの人にはそれも通じないが・・・。いや・・・絵を描くという方法もある。
メモ用紙は旅の記録や日誌さらには添乗員さんの連絡のメモに役立つが、電話のメモ帳のようなものだとバラバラになるので、しっかりと綴じられた小さなノートタイプがお勧め。
・ブロアブラシ
ともかく砂漠の砂はビデオやカメラに大敵。移動中やホテルではブロアブラシで細かい粒子の砂を取る必要がある。私はこれを忘れて不便な思いをした。
・予備のデジカメのメディア
今回、330MBもの容量のマイクロドライブ(HDDのCFカード)を持参したので容量的には心配していなかった。しかし、高温、悪路の震動、砂漠の砂といった環境では、いざということも考えなくてはならない。幸い故障しなかったが、予備のCFカードを持ち歩くべきだった。
・モジュラーケーブル
インターネットに接続するのに。モジュラーのチェッカーまで持っていって、私はケーブルを忘れてしまった。西安や烏魯木斉のホテルでは誤魔化せたが・・・。
・中国の略字と普通の漢字との対応表
現代の中国の漢字は略されすぎて意味の取れないものが多い。個人旅行ならとくに漢字の対応表を携行することをお勧めする。ガイドブックなどに掲載されている。
・1000円札と100円玉
日本円を現金で持参するとき1万円札で持っていって必要に応じて両替するというのが私の海外旅行時の方法だ。しかし、中国の土産店は日本円が通用する。店ではカード払いを嫌うし、元よりも日本円を欲しがっているようにすら思える。裏レートがあるのかも知れない。値段交渉も日本円でするのが普通である。
1万円札で買って、千円札のおつりもくれるが、千円札もおりまぜて日本円を持参すると心強い。また、100円玉も荷物を運んでくれたホテルのボーイへのチップ5元の代わりになるそうだ。小銭不足の時に重宝するかもしれない。
● シルクロードの星空は?
何を隠そう、私は学生時代天体物理で卒業研究をしていた。天文少年ではなかったが満天の星空には興味がある。シルクロードでは夜は街灯の影響も少なく、乾燥して澄んだ空気で、さぞ夜には満天の星空が望めるのではと考えたのであるが、さにあらず。全行程を通じて、薄雲があって、青い空というものにはあまり縁がなかった。烏魯木斉では雨にさえ遇った。
● 特別服務700元(人伝情報)
今回はツアーの中に海外旅行のエキスパートが多かった。その中で聞いた話だが、以前その方が中国旅行したときに杭州の西280kmにある黄山でマッサージをしたら、従事しているのは女性だったようです。そこには普通の料金のマッサージの他に「特別服務700元」と掲示されてあったそうだ。これって、滋賀県の雄琴温泉の特殊浴場とおなじようなもの?
昨年、天台山に参詣した後輩もホテル(T賓館)で、頼みもしないのに際どいマッサージがあったとか。マッサージを依頼するにも注意が必要か・・・。
ちなみに日本語OKの普通?のマッサージをホテルで依頼すると150元(敦煌)であった。
● 使えないテレホンカード
上海の虹橋空港(国内線)でテレホンカードを100元で買ったが、このカードは全国共通とあるものの虹橋空港以外で使うことはできなかった。テレホンカードは圧倒的にICカードで、ICを埋め込んでいないカード(日本と同じようなタイプ)は私の訪問した場所では使えるところがなかった。
● 料理付きの中国旅行はもう行きたくない
5年前の中国旅行でもそうだったが、毎回食べきれない量が出される。1/3の量でも十分である。こんなに残して行儀悪いし、料理となって死んだ生き物に申し訳ない。もちろん、料理を残らず食べると、接待不十分ということで中国では失礼なのかも知れない。それにしても2/3以上が残るのだからいい加減にして欲しい。
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