● 高昌故城
高昌故城は吐魯蕃から40kmも離れたところ、火焔山の南方にある。玄奘三蔵が2ヶ月ほど滞在しインド遊学の寄進を受けた高昌国の城跡である。およそ2平方キロの広さがあるが、一部を除いて荒涼とした風景が広がる。
駐車場についた瞬間から、他の観光地よりもしたたか土産物販売が終始つきまとう。小学生くらいの女の子数名が民族衣装で鈴を売り、馬車の中では皮のベストが売られ、千円札を両替してくれという男がいたり・・・。女の子の鈴売りは可愛かったが、彼女たちは小学校に通っていないのだろうか。心配になった。
この高昌故城では、法要中にツアーのメンバーに写真をお願いできたので写真も掲載する。
● 高昌故城で法要
● アスターナ古墳群
高昌故城から火炎山沿いの幹線道路に戻る途中に、アスターナ古墳群がある。外見は、敦煌などでもみられる盛り土の墓地の延長線上のものである。いくつかの古墳は公開されており、地下まで階段でおりて観光できる。ミイラが安置されていたり、壁画が観られたりする。壁画は、埋葬された人の故郷の絵であったり、謎解きの絵があったり、日本語ガイドの話をきくと楽しい。埋葬品は烏魯木斉の博物館にあるそうだ。
撮影禁止と言われたのでカメラをバスにおいていったが、内部のみが撮影禁止だったそうだ。
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