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吐魯蕃(トルファン) 3


● 高昌故城

 高昌故城は吐魯蕃から40kmも離れたところ、火焔山の南方にある。玄奘三蔵が2ヶ月ほど滞在しインド遊学の寄進を受けた高昌国の城跡である。およそ2平方キロの広さがあるが、一部を除いて荒涼とした風景が広がる。

 駐車場についた瞬間から、他の観光地よりもしたたか土産物販売が終始つきまとう。小学生くらいの女の子数名が民族衣装で鈴を売り、馬車の中では皮のベストが売られ、千円札を両替してくれという男がいたり・・・。女の子の鈴売りは可愛かったが、彼女たちは小学校に通っていないのだろうか。心配になった。

 この高昌故城では、法要中にツアーのメンバーに写真をお願いできたので写真も掲載する。

 

ホテル出口にて 最高気温40℃
覚悟を決めていざ出陣
火炎山は50℃かなぁ。
鈴売りの少女
可愛いのでつい値切らずに買ってしまいそう
でも学校に行っていないのではないか?
高昌故城ではロバ君が大活躍 大人7〜8人にロバ一頭 重くないのかな?
ロバの馬車?も結構楽しい 御者から「頑張れっ!」という日本語が
すると前の馬車を追い越しにかかる
車内では御者による物品販売が始まっている
見習いたいしたたかさ
メンバーがカチューシャを弾くと地元の子が歌い出した♪ ラクダと鈴売りの少女
撮影でポーズをとってくれた これも営業活動!?
このあと鈴を買ってあげた
これは仏塔のあとかな?

● 高昌故城で法要

とにかく暑かった 筆者は左列の左から2番目
日焼け止めをなくして大変だった
声明・読経だけでなくギタレレを伴奏に仏教讃歌を歌う
散華もしました 声明譜 (本咒讃)

記念撮影

● アスターナ古墳群

 高昌故城から火炎山沿いの幹線道路に戻る途中に、アスターナ古墳群がある。外見は、敦煌などでもみられる盛り土の墓地の延長線上のものである。いくつかの古墳は公開されており、地下まで階段でおりて観光できる。ミイラが安置されていたり、壁画が観られたりする。壁画は、埋葬された人の故郷の絵であったり、謎解きの絵があったり、日本語ガイドの話をきくと楽しい。埋葬品は烏魯木斉の博物館にあるそうだ。
 撮影禁止と言われたのでカメラをバスにおいていったが、内部のみが撮影禁止だったそうだ。

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