吐魯蕃(トルファン) 4
● ベゼクリク千仏洞
火焔山にそって、アスターナ古墳群をさらに西にゆき、途中から進路を北に向けムルトウク河に沿った峠道を登ってゆく。ほどなくベゼクリク千仏洞に到着する。火焔山の裏側となる。
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手前の土の色と奥の砂山の色
そして青い空のコントラストが綺麗だった |
孫悟空もいた
時間がなくて玄奘三蔵さんを写せなかった |
駐車場からまず目につくのは、うずたかい砂山?である。そして、ラクダが待機している。フリーの旅行だったら砂山にラクダで登ったかも。そんな、衝動を感じさせる風景である。
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ムルトウク河をのぞむ |
莫高窟のように愛想のない壁とドア |
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ムルトウク河のえぐった絶壁にある千仏洞
イスラム化と外国人探検家による破壊が惜しい |
仏塔越しにムルトウク河の上流を観る
写真を精査すれば天山山脈の万年雪が見えた |
ともかく、このベゼクリク千仏洞の仏像や壁画は、イスラムや外国探検家によってこっぴどく破壊されていてむなしくなる。この石窟寺院をみて往時の仏教の繁栄を想像することしかできない。
●火焔山
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10元でラクダに乗ってハイ、チーズ |
50℃くらいあったんだろうか |
ガイドブックの火焔山は赤いが、私の訪れた時間帯は赤くなかった。多分、午前中に車窓から眺めた火焔山はもう少し赤かったと思う。敦煌の砂山にしても、火焔山にしても、時間によって色も表情もかわるから注意が必要である。この日は吐魯蕃市内で40℃だから、ここだと50℃くらいあったかも知れない。
この場所は幹線道路沿いの駐車場のようなところで、ラクダが待っていた。ラクダに乗ったが、鞍もなく、落馬(落駱駝)防止のために持つバーもない。落ちそうになったら、コブにつかまるしかない。脚立からの乗り降りも若干気を使った。そうそう、写真撮影のとき現地の帽子を貸してくれた。
● 心残りのアイディン湖
世界で第二位の湖。海抜の低さの話である。海抜-154mで死海の次に低いらしい。話の種に見に行きたかったが、時間をみつけられなかった。
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